職業に貴賤なし

この言葉は、中学の時に社会の先生から初めて聞いて、なぜかずっと頭に残っています。

ちょっとしらべたら、広義的に用いられすぎて、誤用に近い使われ方をしているようですね。

「職業に貴賤なし」というのは、石田梅岩(いしだ-ばいがん)の教えで、士農工商の階層は、社会的職務の相違であり、人間価値の上下・貴賤に基因しない、ということらしいです。

まるっきり間違いではありませんが、私も少し違った解釈をしていて、単にどんな職業も尊い、卑しいということはない、だと思っていました。

この時代は職業を自由に選べませんから、必然的に自分の職業を受け入れなければなりません。そのような状況では、職業によって人間の価値を決めてはいけないという考え方はご尤もだと思います。

それに、現在に置き換えてみてもある部分では同じことが言えます。例えば、危険な仕事、汚れる仕事、体力的にハードな仕事など、地味で一般的に敬遠されがちの仕事でも、社会の中で不可欠とされている仕事はたくさんあります。そういう仕事も、そういう仕事に携わっている方々に対しても、ありがたさ、感謝の念を抱いていくべきとの戒めには使えるのではないでしょうか?

子どもたちがユーチューバーを目指すのは悪いことではないと思います。大勢から注目されて何かを伝えて利益を得ること、それも職業かと思います。

ただ一方で、災害の度に泥だらけになって頑張ってくれている自衛官や消防の方々、寝る間も惜しんでコロナと闘ってくれている医療関係の方々、毎日毎日育ちが悪い人たちが散らかしていったゴミを片付けてくれているお掃除の方々。。。まだまだたくさんいらっしゃいます。

ほんのちょっとでも彼らの働きに目を向けてみることは決して悪いことではないと思います。

今何を仕事にしようか迷っている方、どんなことにも「やりがい」は見つけられると思います。

まず一歩踏み出しましょう。

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