履歴書がかわる
以前から話題になっていることですが、コクヨが発売する履歴書から性別欄が消えるらしいです。
また、企業によっては写真添付を不要にしたり、性別を想起させないように姓のみを記すようにしているところもあるようです。
一方で企業の対応は様々です。
グローバル企業はダイバーシティを推し進めているところが多いので、こいうことに大変積極的です。
ところが今現在、弊社で扱っている企業の中には、「紹介会社への要望」という名目でやりたい放題のところもあります。
堂々と性別を限定している企業もあります。また写真に関しても「取引先で感じよく対応できる雰囲気をもっているか」のような理由で利用しているところもあります。その他、学歴を偏重したり、いうに事欠いて偏差値がどうのとかいう企業もありますが、企業側もそれなりの信念をもって採用活動をしているので、法に触れない限り決して否定はできません。
残念ながら、しがない紹介会社としては、こういう要望にあらがえないのですが、個人的には気が進まない場合は紹介はしていません。こちらも紹介する会社を選ぶ自由はあるので、候補者を探したいと思える企業以外は進んで活動はしません。
ゆくゆくは好ましからざる体質は企業活動にも表れてきて、最終的には淘汰されるのでしょうかね。
ただ、しばらくは表と裏の差が広がっていきそうな気がします。人材ビジネスが悪い意味で目隠し役になっている気がします。