趣味を仕事にしてはいけない?
もうかれこれ30年以上も前のことですが、大学を卒業して最初に勤めた会社はオートバイ関連の業界専門紙を発行している会社でした。
なぜそこを選んだかというと、そもそも就職に興味がなく、かといって働かなくてよいほど裕福ではなく、ひとつだけなんとか活動していた教員への就職活動も成果なく終了し、4月になってしまった最初の日の朝日新聞の求人欄に出ていて「おもしろそう」と思って応募したのがこの仕事でした。
それまで、いくら試験を受けても内定のなの字もなかったのに、ここは面接で一発内定(笑)。
4月20日から働き始めました。
オートバイは趣味の一つだったのですが、いままで情報を受け取っていた側が、いきなり発信する側になったのですから、毎日見るもの聞くものがキラキラに見えました。
最初の1年くらいは良かったのですが、趣味が仕事になることで、次第に趣味が一つ減ったということを感じてきました。
好きな時に好きなだけできるのが趣味で、やらなければいけないものではないのです。。。
もちろん、人によって感じ方は違うので、趣味と仕事の境がなくなっても気にしない人もたくさんいると思います。
でも自分は別のほうがいいですね。。