キャリアチェンジ
誰もが最初から自分が本当にやりたいことがわかって、まっすぐに進むべき道を歩いていけることは少ないと思います。
たとえば、転職しないで一社でキャリアを積んできた人がそうかというと、かならずしもそうではないでしょう。
もちろん環境に恵まれていたり、会社との相性が良かったりして同じ会社で長く勤めることもあるでしょうが、むしろ経済的な面や変化への恐れから、自分のやりたいことを抑えて、今の場所に留まっているというケースも少なくないと思います。
もちろん、同じ会社で長い間頑張っていくこと自体は、キャリアを積み重ねやすいし、深い人間関係も築きやすいのでそれはとても良いことだと思います。
ただ、特に若い時期は「この道でよかったのかな?」とか「やっぱりこっちのほうが自分の本当にやりたいことだ」と考えて、キャリアチェンジを考えることもあります。
求職者様のプロフィールを見ていると、現職と希望の仕事にギャップを感じることが多々あります。
事務を長くやってこられた方が、Webデザイナーを希望されたり、プログラマーの方が、広報・PRとか、一見どうして?と思ってしまいます。
キャリアチェンジは悪いことではありません。視野を広くしていくことはとても大事なことです。
ただ、それなりの準備をしないといけません。20代なら未経験でも大丈夫!!なんて甘く考えていたら大間違いです。
今、未経験でもOK!!なんて、やさしい言葉を投げかけているのは、慢性的な人手不足のIT企業のエンジニア・プログラマーくらいです。それでも入社後、みっちり研修が待っています。
まずは、新しい目標に向かって、今何ができるかを考えてそれを実践しましょう。
そうしないと、たとえ面接まで行けても、それ以上は無理です。
あたりまえのことですが、目標があったら、そこにたどり着くまでの過程を考え、自分から動きましょう。
例えそれが、まだ途中(例えば、●●試験に向けて準備中とか)でも評価されるはずです。