人材紹介もだいぶ変わりました
私が学卒のころ(1980年代後半)は人材紹介=ヘッドハンターだと思っていたし、紹介会社経由で会社に就職する人は雲の上にいるような人だと思っていた。おそらく現実もそれほど大きな差はなかったと思う。
今や「未経験」でも人材紹介。
企業の人事の仕事を一部代行しているようにも見える。
紹介会社の質もだいぶ変わってしまった。
私が初めて紹介会社からコンタクトを受けたのは34,5歳のころ。
家の留守電に外人リクルーターがベラベラと何やら録音されているのを聞いて、ちょっとびっくり。
全く知らない人がなんで家の電話番号を知っているんだろう??と怖くなった。(当時は個人情報にゆるく、企業の内線にも直接ヘッドハンターから電話が入ることなんて普通だった)
たまたま、当時転職を考えていたので、怖いもの見たさも半分、会いに行ってみた。
六本木のいかにも外資、みたいなオフィスで1時間くらい自身の経歴や今後のキャリア等、あれやこれや話をした。仕事を紹介するってこういうことなんだ、と思った。
いまやコロナの後押しもあって、面談もリモートが主だが、電話で10分くらいで済ますリクルーターも少なくないという。
別に違法でもないが、少なくとも私が持っている本来の人材紹介の形とは違うなあと思う。
人材紹介は一件あたりの報酬が大きい仕事。ただ数打って儲けるモデルはそんなに続かないと思う。続いてほしくないと思う。