(随時加筆してゆきます)

第17回年齢とキャリア

昭和の時代に樹木希林さんの「フジカラープリント」のTVCMで「美しい人はより美しく、そうでない方はそれなり」にというのがありました。(今だったらあれこれ文句を言われそうですが)

それを思い出してしまうのですが、就職活動も同じです。

例えば、たいていの会社は第二新卒くらいまでの人に、経験やスキルに大きな期待しません。むしろポテンシャルに期待します。

実務経験が乏しくとも、しっかりとした考えをもっていたり、あるいは何かを熱く語れるだけでもOKかもしれません。若いのはそれだけで価値です。

逆に30代も半ばになった人にはそれなりの経験・スキルを期待します。即戦力を期待されますから。

学校を卒業してから10数年間何をやってきたか、何を学んできたか、自信を持って言えないといけません。

着実にキャリアを重ねてきたなら誰も文句は言わないでしょうが、挫折・失敗・回り道をしてきても、それをどのように乗り越えたか、あるいは自分の血や肉として取り込んできたかが問われます。

一度、しっかりとご自分のキャリアの棚卸をしてみることも必要なことです。

第16回採用面接時の質問

たいていの会社で志望動機や自己紹介、自覚する長所・短所等を質問します。

たいていの応募者は事前に答えを考えていきます。

だからあまりここで差がつくことはありません。むしろここでつまづいたらいけません。

たまに面接官が変わった質問をすることがあります。

そういうときは慌てず、落ち着いて自分の頭で考えて答えを出すことが望まれていることがあります。

私がコンタクトセンタースタッフの面接官をしていたときにこんな質問をしました。

「サービスを提供する側として、スピード・丁寧さ・正確性の3つのうちで、あなたなら何に一番重きを置きますか?」

もしかしたら質問自体がナンセンスかもしれませんが、これに対して自分なりの理論立てて応えられるかを見たかったのです。

回答そのものよりもそこまでのプロセスや、何をどのように考える人なのか、ということを知りたかったのです。

回答によってはサービスというものに対しての思い入れや理解の深さもわかることがありました。

不意に予想もしないことを聞かれた場合、

①落ち着いて質問を理解する

②自分の頭で考える

③相手に理解できるように回答する

これができればOKです。

第15回スカウトを生かすコツ

求人サイトに登録していると頼みもしないのに、たくさんスカウトメールが届きます。

ただ、中には希望に近い求人もあるので、見ている人はみています。

さて、スカウトメールをより有効に使う方法です。

①興味があるものには即返信

結構あるんですが、スカウトメールを送ってから、一カ月後くらいに返信をくれる方。

返信をいただけるのはとてもありがたいのですが、いただいた時には時すでに遅し、求人クローズということになります。

求人掲載は、2-3カ月くらい募集中のものもありますが、人気が高く、あっという間にクローズしてしまうものもあります。

思い立ったらとにかく即行動、です。

②なるべく多くのスカウトをもらうために

以前に送ったメールがほぼ未読の方、サイトへのアクセスが1カ月以上ない方、職務経歴がきちんと書いていない方は他の条件が同じ求職者がいた場合送信をさけることがあります。

スカウトメールも無限に送れるものではなく、送れる数が決まっています。誰も無駄な鉄砲は打ちたくないものです。できるだけ効率よくよい求職者を集めたいものです。

もしも希望と異なって辞退の返信をする場合、信用できそうな会社なら、具体的な希望を記すのも手です。エージェントはそれをもとに探してくれるはずです。

③何をやりたいかをはっきりさせる

結構いらっしゃるのですが、希望職種に何十という職種を記入している方。私であれば「この方は何がやりたいのか、まだわかっていない」と判断します。一つに絞る必要はないですが、しっかりとご自分の意思をもとにして記入することが大事です。

第14回(番外編)無駄なことはない

直前のリフレーミングと似た考えですが、「良かった、ためになったと思う経験」も、「つらかった、無駄だったと思う経験」も、生きていくうえで何一つ「無駄」なことはないと思います。

たとえば、急に仕事を失くしました。

誰でも混乱しますし、パニックに陥る人もいるかもしれません。ただただうなだれて動けなくなる人もいるでしょう。

でも、なにかしらで収入を得て、生活していかなければいけないことに変わりはありません。

そこで、あらゆる手立てで仕事を探すでしょう。ネットや知人に相談して仕事を探したり、人材紹介に頼むかもしれません。

ここまででも、「急に失業した人の気持ち」を体験し、「仕事の探し方」を模索し、きっと落ち着いたころには「どうしてこんなことがおこったか」を考え、再びこんなことが起こらないように何かを学ぶかもしれません。

きっとこれらは、いつかどこかで役に立つ日がくるでしょう。自分自身のことではなくても、周りの誰かが同じ状況に陥ったら、手を差し伸べることができるでしょう。

ただ、この一連の行動も、一切「悪い記憶」として封印してしまっては意味がありません。ここから何か「学び」を得ることが大切です。違った目で世の中を見ることができるようになっていくでしょうし、その積み重ねで経験したことがないことが起こっても対処できる力が身についていくんだと思います。

第13回(番外編)リフレーミング

もしかしたら、聞いたことがあるかもしれませんが。

リフレーミング(reframing)とは、「物事を見る枠組み(フレーム:frame)を変えて、別の枠組みで見直す(re-frame)」という意味です。

簡単に言うと、良く出される例ですが、コップに半分水が入っている状況をどうとらえるか?

「水が半分しかない」か「水が半分もある」と捉えるか?

とってものどが渇いていたら「水が半分しかない」と思うかもしれませんし、薬を飲むときには「水が半分もある」と思うかもしれません。

同じ事象でも、それを見る人の気持ちで捉え方は変わるということです。

これを転職に当てはめてみると、

転職回数が多い⇒落ち着きがない、長続きしない or 好奇心が旺盛である、決断が速い、実行力がある

ということも言えます。

何事も否定的な部分ばかりではありません。それは一つの見方にすぎないということです。

ものごとをいろいろな角度から見ていくと新鮮な発見も生まれるというものです。

第12回志望動機につまったら。。。

どんなに必死で仕事を探していても、「こういう業種は苦手」とか、「ここだけはちょっと気が進まない」という求人はあると思います。

もちろん、自分がやりたい仕事を選ぶのは全く持って正しいことで何の問題もありません。

逆に「こういう仕事だったら、どんなことをしてもやってみたい」という仕事もそうそうないのではないでしょうか?

そこまでエネルギーのある人だったら、会社に所属せず、自ら事業を起こすかもしれませんね。

「あっ、この仕事いいな」と思って、さて志望動機を考えたときに、結構つまってしまうこと、ありませんか?

特に紹介会社から紹介された求人は、もともと興味があって探していたわけではないので、少なくとも最初は強い愛着は沸きませんよね?

そんなときは、この2つをあらためて冷静に考えてみてみましょう。

①自分のスキル・能力、できること

②そのポジションの具体的な仕事内容と求められる能力

①と②を見比べて、自分がそのポジションに採用されたと仮定して、どのように仕事ができるか想像してみましょう。

これがすらすらでてきたら、それが志望動機です。

もしも全く想像できなかったら、スキル不足やスキルアンマッチかもしれません。

もう少し力をつけてからトライ‼かもしれません。

どういう形態であれ、面接に臨むときに「紹介されたのできました」はNGです。

また、会社のHPの企業のミッションみたいなものを棒読みするもダメです。

面接官は求職者が自分の言葉で語ってくれるのを待っています。

第11回転職サイトの活用の仕方

今回は転職エージェントの裏側をちょっと教えます。

●クナビ、マ●ナビ、DOD●、イーキャリ●などなど、たくさんありますが、皆さんがそのサイトに登録すると私たちのような紹介会社が閲覧できるようになります。

紹介会社は求人会社から依頼を受けている求人の候補者をここからさがします。

大手は自社のデータベースを持っていますが、中小の紹介会社はここを頼りにしているところが大半です。

紹介会社はここで候補者を探すとき、求人会社から課された条件をもとに検索します。

ということは、ここに正確で、細かな情報がなければ、いくら実力があってもお声はかかりません。

あたりまえのことですが、求人を紹介してもらいたかったら、より多くの情報を正確にしるすことから始まります。

見ていると、中途半端な記述が少なくありません。少なくとも職歴は最新のものをすべて記すことは大原則です。

また、自己PRも面倒くさがらないで、書きましょう。

ここで声をかけようか、どうか、迷うことは結構あります。

最後に企業への提出書類もしっかりと作成すること。

誤字脱字はないですか?

年月は履歴書・職務経歴書とあっていますか?

会社名、学校名は正しくかかれていますか?

資格名は正式名称ですか?

最後までしっかり、がんばりましょう!!

第10回2回目の挑戦

通常、同じ会社に2回応募することは非常に少ないです。

もし、何かの間違いで応募してしまっても、人事はきちんとチェックしているので、2度目だということで差し戻しになります。

半年前に応募してNGだった方が、再度応募しても何かが目覚ましく変わっていることは期待しずらいですよね。

ただ、一年以上経っていれば再チャレンジOKという会社もあります。

私事で恐縮ですが、一度目はNGだったのですが、数年後二度目の挑戦で内定を得たことがあります。

この時は自分の何かが変わったから、というよりも担当者・担当部署自体が変わったので、運よく通ったと思っています。

同じサポートでもテクニカルな知識を駆使して論理的に解決する力を問うのか?あるいは総合的な状況を判断して最善の解決策を講じる力というのは

若干違います。

どうしてもそこで仕事がしたい!! と思ったら、あきらめずに切磋琢磨して再チャレンジするのもありかもしれません。

第9回転職エージェントの使い方

最近は若年層からシニアレベルまで転職エージェント経由の転職が一般的になりました。

これにはいろいろな経緯があったことと思いますし、エージェントの位置づけも変わってきたのかもしれません。

お仕事をご紹介をするときに事前にWeb面談をお願いしたところ、「それならいいです」ということになりました。

私のところでは、お仕事をご紹介するときに、原則Web面談をお願いしております。

それは求人企業様に候補者様をご紹介する責任上、その方の書面上の経歴だけでなく、お人柄、考え方等も見させていただきたいからです。

これは求人企業様にとっても、ある意味一次スクリーニング的な機能となるので、採用のご負担も減ることになります。

同時にエージェントとして候補者様とお話しする際、ご自身がお気づきになっていないポジティブな面を見つけようと努めています。

案外自分のことは自分ではわからないものです。また、こんなことは当たり前、と思っていることも実はスゴイことだったりすることもあります。

特に面接時に見られるポイントのひとつに「自己理解」があります。どれだけ自分を知っていて、他者に正確につたえられるか、これも社会人として大事なことのひとつです。

お金はかからないので、エージェントをうまく活用して、よりよいお仕事を見つけましょう。

第8回転職サイトについて

転職サイトを使っている場合、面倒くさがらないでレジュメをきちんと作ること。あたりまえだけど、とても大事なことです。

転職エージェントはそのレジュメを見て、アプローチしてきます。

内容を見れば、「この人はちょっといい加減かな?」とか「誤字脱字が多い」とか、わかってしまいます。

職歴を全部書かないで、一部だけ載せる。これだとアプローチを躊躇してしまいます。

自己PRがあれば、しっかり思いを伝えること。

資格や経験があれば残らず記入すること。

希望職種や業界は結構重要です。あなたのやりたいことですよね?これが何十というほど選ばれたいたら、かえって敬遠されます。何やりたいんだかわからない人、だと判断されます。

また、今までの仕事とまるっきり違う仕事を希望している人。この場合、なぜ?ということが明確にわかるようにすることと、それに対して何をしているのか?をどこかに書いておくことが必要です。子供じゃないんだから、何の努力もしないで「キャビンアテンダントになりたい」とか、「パティシエになりたい」なんていうのは論外です。新しいチャレンジのために、資格取得のための勉強中とか、学校に通っている等の努力をしていると、本気なんだとわかって、応援してあげたくなります。

第7回自分の強みを知る

社会人経験を重ねるたびに、何かしら「できること」が増えてきます。

最初はルーティンワークをできるようになることが第一歩ですが、少しづつ任されるものも増えていきます。

例えば、文書作成でも、最初は簡単な文書をテンプレートを使ってスタートし、一から作れるようになり、やがてテンプレートを作るところまでたどり着くかもしれません。

総務の仕事でも、最初は先輩について回って仕事を覚え、ひとりでこなせるようになり、自分で社内企画をつくれるようになるかもしれません。

こういう一連の流れで、「文書作成」「総務業務」というくくりは、職務経歴書に書きますよね。

結構忘れがちなのが、ここで同時にやっていることなのです。

たとえば、テンプレートやマニュアルをつくれることは、それを更新したり、管理したりすることもやっていませんか?あるいはユーザーにレクチャーしたりしていませんか?

何か企画を打つ場合、他部署とのコミュニケーションはいかがですか?結果の検証や目的達成度はどうでしたか?

リーダーシップやコミュニケーション力は多くの企業が期待するスキルです。

しっかり自分の言葉でアピールできることも大切なことですね。

第6回転職回数が多い人へ

たまに求人票を見ると「転職回数〇回まで」という言葉を目にします。

ここ何十年かで転職が当たり前になってきましたので、寛容な企業も多くなってきています。

しかし、それも限度があります。

会社が倒産、業績不振による解雇、規模縮小、部署がなくなった等、自分よりも雇用主が原因での退職は考慮されるケースが多いです。

ある程度会社数が増えても、一貫して同じ職種でキャリアアップしている場合は、各々が極端に短期間でない限り、それほど問題はありません。

ただ、法人営業→一般事務→コールセンター→ルートセールス等、脈絡がない転職歴の方は、「どうしてこういう職歴になったのか」と聞かれると思います。

その時にきちんとストーリー立てて話ができないといけません。

最初に目指したことが変わっていっても良いのですが、それが自らの一貫した考えに基づいているかが問題です。自分が一番大事にしていること、ここだけは譲りたくないことをしっかりと持っているかどうかです。

もう一度、職務経歴書を振り返ってみて考えてみましょう。

第5回不採用だった時にすべきこと

私自身、何回不採用通知をもらったかも覚えていませんが、これを一回ももらわずに一生を終わる人は相当幸せな人ではと思います。

不採用通知をもらったらやることはひとつだけです。

何が問題だったかを考えて、そこから学び、次に生かすことです。

面接で緊張して言いたいことが言えなかったら、次はどうしたら緊張せずにいられるか?を考える。

そもそもが自分のスキル・経験では足りなかったら、探し方を変えて相応のものを探すか、実力をつけてから応募する。

何かしら答えがあるはずです。転んでもタダで起きない。これが大事です。

あともうひとつは、いつまでもクヨクヨしたり後悔しないこと。

痛みを覚えておくことは必要ですが、それ以上は時間の無駄です。

そもそも会社に採用されなかったくらい、長い目で見たら大したことではありません。

相性が合わなかったか、縁がなかったか、そんなものです。

最終的に一つ内定を取ればよいことですから。

第4回面接官からの「質問はありませんか?」

たいていの面接では、面接官からの質問が終わったら、面接修了の前に応募者に質問の有無を聞くことが多いです。


これは「もうこれ以上面接に時間を使う必要がないとき(=不採用)のサイン」という人もいますが、たぶん普通に応募者に質問の時間を提供しているケースがほとんどだと思います。


この時に「ありません」というのは、その会社に興味がないように思われ、あまり心証が良くないようです。


普通にその会社や応募職種に興味があったら、質問の2つや3つ出てくるのが当たり前かと思います。


なかなか出てこないときは
「自分が内定をもらった時に不安なことはないか?」
「自分の経験やスキルをどういかせるんだろう?」

と考えてみたら、何かでるはずです。

それでも出なかったら、
・入社後の教育やOJT
・配属される組織について(役職や人数)
・配属される部署の今年の課題

なんかを聞いたらよいのでは??

第3回面接で大事なこと3つ

1つ目、自分を理解し、それを誰かに正確に伝えられること(自分はどういう考えをもっていて、何を大事にして生活しているか?)

2つ目、応募している企業・職種を正しく理解すること。(その会社は何をする会社で、ポジションは会社のビジネスにどうかかわっているのか?)

3つ目、自分はその会社のそのポジションで何をしたいのか?(どうやってその会社のビジネスに貢献できるかをしっかり伝えられること)

第2回応募書類の最終チェック

たいていの企業で応募の際、履歴書・職務経歴書を提出します。

履歴書・職務経歴書は正確に見やすく書くことが大事です。

以下に注意点をまとめます。

①誤字脱字はないか?特に変換ミス(「異動」を「移動」、「販促」を「反則」など)/意味のない空欄

②書体が途中で変わっていないか→一貫して同じ書体がおすすめ

③写真は適切か?(バックの色は無地の白か薄い青、スーツ着用、表情、全体のバランスなど)

④年月・数字の不整合(特に転職歴の多い人は注意。履歴書と職務経歴書の不整合もないように)

なにより大事なのが、業界を知らない人がみてもある程度理解できるように、場合によってはできるだけ専門用語を避けたりする工夫も必要です。

大事なのは相手の立場(面接官)に立って考えることです。

第1回紹介会社を使うメリット

仕事を見つけるとき次の方法があります。

①家族・親戚・知人の紹介で入社

②公開試験を受けて入社(公務員等)

③求人を出している会社に直接応募する

④人材紹介会社を通して求人に応募する

このほかにも自分で起業するという方法もありますね。

ただし、一番一般的なのは③④だと思います。

④は昔はヘッドハンターみたいな人がいて、企業の幹部クラスに人をターゲットにしているイメージでしたが、

今や20代のほぼ未経験の方まで対象になっています。ある意味企業の採用代行的な存在にもなっています。

人材紹介会社を使うメリットは書類の作り方・面接のアドバイス等、内定に向けて後押しをしてくれます。(それをしない会社はやめたほうがよいです)

特に転職が初めての方や、慣れていない方はうまく使った方が良い結果が得られると思います。

また、あまりマーケットに出てこない特殊な求人を持っている特定の分野に強い紹介会社もあるようなので、その場合は利用しない手はないですね。